スッペ系?






藁の履き物の代表は、草履とわらじでしょう。聞いたことはあると思います。でも形となると、曖昧な人が多いのではないかと思います。
時代劇で街道をいく旅人が履いている、足首に紐でしっかり結びつけてるのが「わらじ」。
サンダルのように突っ掛けて履くのが「草履」。

この他の履き物では、甲の形で二つの種類があります。ひとつは「スッペ、」もうひとつは「沓」です。
スッペにもワラジタイプと草履タイプと、長靴形があります。それぞれ、「スッペ」「スッペ草履」「スッペズッポン(略称 スッポン)」と言います。
「沓」には草履タイプと、長靴形があります。それぞれ「沓もしくは藁沓」、「沓ズッポン」と言います。

今回はちょうどスッペ草履を作ったところなので、スッペ系を写真で紹介しましょう。上から「スッペ」「スッペ草履」「スッペズッポン(スッポン)」四、五枚目は昨年の春木山の時の様子、スッペを履いています。

スッペの甲の形はきれいな丸い山形になるので履きやすく、スッペ草履は我が家では台所で愛用しています。寒い台所で履いても冷たくない藁製品は重宝です。
スッポンは民芸品のお店やお土産屋さんに並んでいるのを見掛けた方も多いのでは?これは地方によって、形や作り方も様々です。きっと雪の有る無しや、多い少ないや、良い材料が取れるかどうかで変わってきたのだと思います。スッポンは特に長い藁が必要で、昔も田にある時から、スッポン用と決めて取っておいたようです。

用途は、スッペはしっかり結び付けられるので、外仕事用。雪の中で、杉の葉を中敷きにして駆け回るんです。滑らないし軽いし、濡れてくるまでは履きやすかったです、意外と。
スッペ草履は中履き用。
スッポンは雪の中で履くものです。


きっと昔の冬の囲炉裏の上には、家族じゅうの履き物がたくさんぶら下げられて、乾かしてあったことでしょう。

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