肩綱、本番




朝八時半から始めて、こくりをかけて終わり、片付けをして終了が5時15分。まるで仕事に行ったようです。
三回に分けて叩いたワラは柔らかくて使いやすく、いい案配でした。縄ものを作るにはやはりワラの叩き方で仕上がりが違ってきます。

昨日肩に当たるところの編み方を試作してみて、ワラの会の方に見てもらっておきました。
いろいろ言ってもらい、その方が作ったのも見せていただいて話を聞きました。

"肩綱や鍵づるの縄は孫じいちゃんがいた時は、自分は綯わなかったな。
ベテランが綯うものだから。
まぁやってみらっしゃい(やってみなさい)五本も綯えば分かってくるろ?"


今日は疲れるだろうなと思ったけど、想像以上でした。ぐったり…です~。
ワラは8把使いました。やっこく叩いてたのは7把だったので最後に少し足りなくなり、機械通ししてあって一回叩いてあったのが役に立ちました。ちょっと叩いただけで使えましたもん。
本当はそのまま使いたいくらいでしたが、やはりワラが違うと出来上がりに差が出るかと、こらえて叩きました。
早くおやしたいけど(終らせたい)あせるなあせるな…です。しっかりした仕事するには、気ぃ抜いちゃいけませんね。

山橇を引く縄で、しかも下り坂でスピードが出て「タガ(ブレーキの役目をする輪ー橇の先端に引っ掛けて使う)」でもダメな時、この肩綱を橇の下に入るように投げて止めるという話を聞き、固い固い縄を綯わなくてはと思うと、ちょっとの手間を惜しんでいい加減な仕事してはいけないと思います。

三日経って、今朝肩綱と昨年作った荷縄を雪の中に埋めてきました。
アクを抜くためだそうです。
初めてなのでどういう風に変わるのか自分では分からないのですが、聞く話ではやっこくなる(柔らかくなる)とか濡れても乾きやすくなるそうです。
紙料(和紙の原料)や麻織物等は雪に晒して白くするし、ワラはアクが抜ける。役に立ちます、雪。

私にとっては大事業だったので、誰彼に見てもらいたい気分です。
師匠には見てもらって「上等上等」と言ってもらいました。
今週末はワラの会で皆さんの話を聞こうと思っています。

ちなみに昨年の作の「荷縄」、肩綱を作った後改めて見ると細い細いこぜ縄のように見えます。大人と子供、以上にじいちゃんと孫、のようです。
いやぁ~よく作りました!!

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